わたしたちについて
ごあいさつ
あなたは自分のことが好きですか?
自分や他の人を価値ある存在と認め、大切にして生きていますか? 私たちの法人は、高齢化社会、子どもの貧困、子育て支援の必要などを見据え、「地域の痛みに寄り添い、地域と共に生きる」ことを願って設立いたしました。
私たちの願いは、多くの方が神様からいただいた命や人生、また自分自身を喜び、 自分らしく生き生きと輝いて毎日を過ごして下さることです。
そのために、 地域の皆様に良き「居場所」を提供できればと願い、「いきいき健康家族の集い」「喫茶オアシス」を毎月行っており、また子育て支援として「めぐみ子ども食堂」「小羊会(絵本の読み聞かせ)」 「幼児・子どもの多文化交流レインボークラブ」を行っています。
今後さらに、地域社会のニーズに対応し、多くの方々に利用していただけるようにと思います。 どうか、私たちの法人に良きご理解とご協力を下さいますようお願いいたします。
理事長 松下 展久
特定非営利活動法人「いきいき健康家族オアシス」の団体概要
名称:特定非営利活動法人いきいき健康家族オアシス
法人番号:5-1100-05-016257(2018年5月14日取得)
本部:新潟市江南区元町1丁目2番19号
設立:2018年5月2日
役員:理事長:松下展久、理事:阿部有子、高橋三和子、監事:山本利恵子
事務:広報・チラシ担当:松下紀美子、会計担当:磯田剛志
正会員(個人・法人):15名 賛助会員:25名 (2023年3月現在)
目的及び事業:
この法人は、地域の高齢者や子どもを地域で見守り地域で育てるために、高齢者健康維持増進事業や子どもの心身の健全な育成を促進する事業を行い、すべての人々が健やかに暮らせる地域社会づくりと地域福祉の増進に寄与することを目的とする。
この法人は、上記の目的を達成するため、次に掲げる種類の特定非営利活動を行う。
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保健・医療又は福祉の増進を図る活動
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子どもの健全育成を図る活動
この法人は、上記の目的を達成するため、次に掲げる特定非営利活動に係る事業を行う。
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高齢者健康維持増進事業
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子ども食堂
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子育て支援事業
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児童自立生活援助事業 ※2019年12月20日定款変更登記完了により追加
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その他この法人の目的を達成するために必要な事業
設立趣旨
1.高齢化社会への対応
現行の介護保険制度のもとでは、要介護者・要支援者と認定されていない方(以下「未認定者」)は助成の対象外とされています。しかし、昨今、未認定者の方々に対する支援のニーズは一段と高まっております。
未認定者の方々は、いわば要介護者・要支援者の予備軍ともいうべきものであり、これらの未認定者の方々を要介護者、要支援者にしないことこそ、豊かな高齢化社会実現のために最も望まれる施策であると考えます。
そのためには、高齢化社会を生きる私たち一人ひとりが、自らの課題として未認定者の方々の多様なニーズに応えていく必要があります。
私たちは、そのような認識に立ち、「いきいき健康家族の集い」「喫茶オアシス」等の事業を実施してまいりました。これらは、高齢者参加型の事業であり、高齢者が自分に与えられた人生を、いきいきと生きていくための場を提供することを主眼として実施してきたものであります。当初は受身であった参加者が主体的に事業に携わってくれること、さらには、長い人生で培った知識や技能(生け花、書道、将棋、碁、踊り、ダンス…)を活かして、豊かな高齢化社会づくりの一員になってくれることを期待しているところであります。
このたび、私たちは2018年5月2日に法人格を取得したことから、より一層充実したサービスを提供し、地域福祉の増進に寄与してまいります。
2.子どもの貧困への対応
子どもの貧困は、大きな社会問題となっております。これは格差社会の進展、家族や地域社会の崩壊等のセーフティーネットの喪失なども一因であろうと思われます。
子どもは、社会の一員であり、支援を必要としている子どもたちに手を差し伸べ、心身の健全な育成を図っていくことは地域住民の責務であります。
私たちは、このような認識にたち「子ども食堂(『めぐみ子ども食堂』)」を社会福祉協議会の支援やフードバンク、県民たすけあい基金等の助成を受けて実施してまいりました。回を重ねるごとに賛助者、協力者も多くなり、集う子どもたちも増加しております。
管理栄養士や民生委員もスタッフの一員であることから、子どもたちの成長に必要な食事に配慮するとともに、真に助けを必要としている子どもたちの参加を一層促していきたいと考えております。
私たちは、法人格を取得したことにより、より良いサービスを提供し、地域ぐるみで子どもを育てる環境を整備してまいります。
3.子育て環境への対応
子どもの虐待が大きな社会問題になっています。様々の問題を抱えている子どもには、まず安心して休める場所や情操教育の場が必要であります。子育てに悩む保護者には、悩みを相談できる場所とともに、育児から解放されるひと時が必要であります。
私たちは、このような観点から、子どもの情操教育の一環として、「絵本の読み聞かせ(『小羊会』)」を行っております。この事業は、保護者を育児から解放し、保護者間の相互交流と子育ての相談の場にもなっております。そして、軽食を囲んでの親子の触れ合いは、親子の心身の回復の場として喜ばれております。また、私たちはさらに「幼児・子どもの英会話教室(『レインボーイングリッシュクラブ』)」を実施してまいりました。グローバル社会を反映してか、外国をルーツとする親子も多くなり、風習の異なる地域社会で暮らす方々の情報交換の場としても喜ばれております。
子どもへの支援は、一過性なものであってはならず、子どもの成長につれて学習支援など長期的な観点からも、個々人のニーズに応じたフォローアップ体制を今後さらに構築していきたいと考えております。
4.設立の必要性とその効果
これまで、私たちは亀田キリスト教会の牧師夫妻や教会員有志、そして地域の賛同者と共にこれらの事業を実施してまいりました。
私たちの活動が、さらに地域の多くの方の賛同を得て大きな活動の輪に拡大していくために、このたび、NPO法に基づく法人格を取得して、「特定非営利活動法人いきいき健康家族オアシス」を設立いたしました。
法人格を取得したことにより、人材面、財源面、情報面、ノウハウ面で有利に事業展開を図ることが可能であり、行政をはじめ関連団体とのネットワークづくりにより長期的展望に立った事業展開が可能になると確信しております。また、ホームページ等を通じてアピールすることにより多くの賛同者、利用者が得られることを期待しております。
5.実施場所の確保
阿賀野市では、行政の協力を頂きながら阿賀野市福祉会館を拠点に活動してまいりました。今後も同施設をお借りして事業を進めていきたいと考えております。
新潟市江南区では、日本同盟基督教団亀田キリスト教会が2017年5月に「新会堂(チャペル)」を建設いたしました。新会堂は、バリアフリーの多目的ホール併用となっており、ここを拠点として阿賀野市の事業を含め各種事業を積極的に展開してまいります。さらに、子どもたちが生き生きと活動できる拠点として同教会が2018年5月に完成した「こども館」(ハレルヤ館)を今後も併用して使用します。
6.基本理念、基本姿勢
”地域の痛みに寄り添い、地域とともに歩む”というのが活動の基本理念であります。
“できることから、できる範囲で”というのが活動の基本姿勢です。
背伸びせず、必要に応じて医療機関、関連施設との連携を図るなど利用者本位の立場に立って事業を展開してまいります。ぜひ、私たちの設立趣旨にご賛同をいただき、私たちとともに、豊かな地域社会づくりの一員となっていただきたく存じます。
〒950-0143 新潟市江南区元町1-2-19
バーバーカワタニ様、第20区集会所の裏手。アジカル、佐文工場向い。